九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の重大事故を想定した国の原子力総合防災訓練が16日、3日間の日程を終えた。最終日は昨年1月の能登半島地震の教訓を踏まえ、道路の寸断で孤立した地区に物資を運ぶ流れなどを確認した。
訓練は薩摩半島沖を震源とした最大震度7の地震に伴い、1号機の冷却機能が失われた事態などを想定。この日は、通信機器などを積み込んだ車両が応急設置した橋の上を渡って復旧支援に向かったり、原発から5~30キロ圏内の住民が避難や屋内退避したりする訓練を実施した。
訓練は14日に始まり、住民ら約4800人が参加した。