埼玉県などは22日、新型コロナウイルスに感染していた70～90代の男女3人が死亡、新たに1182人の感染を確認したと発表した。8日連続で先週の同一曜日の感染者数を下回った。県によると感染者の内訳は、県発表が725人、さいたま市215人、川口市142人、川越市36人、越谷市64人。

　これまでに確認された感染者は54万1890人（チャーター便帰国者含む）、死者は1559人（22日午後7時現在）。

　21日夜時点の重症者は1人、感染者の入院は379人、ホテル療養437人、自宅療養8626人。退院・療養終了は52万8487人。

　県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め未就学児～90代の男女752人。うち、みなし陽性者は16人。ワクチンを3回接種していた人は10～90代の男女152人。

　クラスター（感染者集団）関連では、これまでに11人の感染が確認されていた高齢者施設で、新たに5人の感染が確認されるなど、2件の発表があった。新規のクラスターや会食での感染は確認されなかった。

　さいたま市によると、新たに感染が判明したのは10歳未満～90代の男女215人。うち、みなし陽性者は7人。

　川口市によると、新たに感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～90代の男女142人。うち、みなし陽性者は9人。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～90代の男女36人の感染を確認した。うち、みなし陽性者は2人。

　越谷市によると、新たに感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～70代の男女64人。