埼玉新聞

 

インスタ映えするスポットに、熊谷に高さ4メートルの大温度計設置 ラグビーボールが気温に合わせ移動

  • 気温に合わせてラグビーボールが上下する大温度計=14日午前、熊谷市仲町の八木橋百貨店

 日本一暑いまちの夏を象徴する大温度計が14日、熊谷市仲町の八木橋百貨店にお目見えした。9月に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会にちなんで「猛暑にタックル!!」を掲げ、気温に合わせてラグビーボールが上下する仕様に。熊谷開催試合の最終戦が行われる10月9日まで設置される。

 大温度計は高さ4メートル、幅65センチのアルミ製。八木橋と地元商店街が2007年から設置している。熊谷地方気象台の発表を基に、午前11時と午後2時に気温を表示。予想最高気温が35度を超えた日に各売場で割引などをする「猛暑日サービス」も昨年に続いて実施する。

 昨年7月23日、国内最高気温を5年ぶりに更新する41・1度が観測された際は多数のメディアに取り上げられ、熊谷の名を全国に知らしめた。八木橋販売促進部長の宮地豊さん(57)は「W杯で熊谷を訪れる全国、海外のお客さんに、インスタ映えするスポットとしてご利用いただきたい」と期待を寄せた。

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