埼玉新聞

 

春告げるオレンジ 秩父でフクジュソウの一種「秩父紅」の開花が始まる 「撮影するなら午後2~3時ごろがお薦め」

  • 開花が始まった秩父紅=17日午後1時半ごろ、皆野町皆野のMahora稲穂山

    開花が始まった秩父紅=17日午後1時半ごろ、皆野町皆野のMahora稲穂山

  • 開花が始まった秩父紅=17日午後1時半ごろ、皆野町皆野のMahora稲穂山
  • 【地図】皆野町(背景白)
  • 【地図】秩父市(背景白)

 皆野町皆野の自然公園「Mahora稲穂山」や、秩父市吉田久長の道の駅「龍勢会館」などで、フクジュソウの一種「秩父紅」の開花が始まった。日の光が差し込むと、あでやかなオレンジ色の花々が姿を見せて、春の訪れを告げている。

 秩父紅は、秩父山系に咲くフクジュソウの一種。温暖な気候を好み、好天の日中に3~4センチの花を咲かせる。

 Mahora稲穂山園内(整備協力金は中学生以上600円)の斜面には、約1万株が群生。同園の長谷川玲さんは「撮影するなら午後2~3時ごろがお薦め」と話していた。園内の森の美術館では来月17日まで「銘仙展」が開催されている。

 龍勢会館の秩父紅は10日過ぎに開花が始まった。約1千平方メートルの福寿草園内で力強く咲いている。

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