<新型コロナ>医療施設などのクラスター続く 埼玉県内で新たに993人感染、70~80代の4人死亡
2022/05/29/00:00
埼玉県などは28日、新型コロナウイルスに感染していた70~80代の男女4人が死亡、新たに993人の感染を確認したと発表した。新規感染者が前週同曜日を下回るのは14日連続。内訳は県発表が606人、さいたま市190人、川口市132人、川越市31人、越谷市34人。
これまでに確認された感染者は54万8079人、死者は1590人(28日午後6時現在)。
27日夜時点の重症者は1人、感染者の入院は349人、宿泊療養349人、自宅療養7553人。退院・療養終了は53万6142人。
県によると、県管轄では、70~80代の男女3人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、前日午後分を含め、未就学児~90代の男女691人。うちみなし陽性は12人。年代別で最も多かったのは20代の127人(18・3%)、以下30代116人(16・7%)、40代103人(14・9%)と続いた。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が確認されていた医療施設2施設と高齢者施設2施設で計12人が感染した。ワクチンを3回接種していた10~90代の男女160人、2回接種していた10歳未満~80代の男女184人が感染した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女190人。クラスターが発生した西区の介護老人保健施設で入所者2人の感染が新たに判明し、感染者は計40人となった。
川口市によると、80代女性が26日に死亡した。感染が判明したのは10歳未満~80代の男女132人。
川越市によると、10歳未満~80代の男女31人の感染を確認した。うちみなし陽性者は2人。
越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女34人。