埼玉新聞

 

<新型コロナ>医療機関などで新クラスター、県立学校4校で学級閉鎖も 県内700人感染、5人死亡

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは30日、新型コロナウイルスに感染していた60~90代の男女5人が死亡、新たに700人の感染を確認したと発表した。感染者数が千人を下回ったのは5月28日以来3日連続。700人以下となるのは1月12日の547人以来。感染者の内訳は県発表が537人、さいたま市30人、川口市74人、川越市27人、越谷市32人。

 これまでに確認された感染者は54万9776人、死者は1598人(30日午後6時現在)。

 29日夜時点の重症者は1人、感染者の入院は343人、宿泊療養321人、自宅療養6850人。退院・療養終了は53万8942人。

 県によると、県管轄では70~90代の男女4人が死亡した。感染の詳細が判明した感染者は前日午後分を含め未就学児~90代の男女573人、うちみなし陽性は13人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が確認されていた3施設に加え、新たに医療機関と高齢者施設2施設でそれぞれ13、7人が感染した。会食で感染が疑われるのは30代の男性1人。ワクチンを3回接種していた20~90代の男女94人、2回接種していた未就学児~90代の155人が感染した。県教育局によると、県立学校4校で学級閉鎖が7件あり、児童生徒19人が感染した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女30人。

 川口市によると、28日に60代女性が死亡した。感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~80代の男女74人。民間と市立の保育園でそれぞれ園児1人が感染した。学級閉鎖は2小学校2学級、1中学校1学級。

 川越市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女27人。うちみなし陽性者は6人。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女32人。

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