スーパーで女性のかばん盗み、カードで25万円を引き出した疑い さいたま市消防局、職員を免職に
2019/05/16/00:00
さいたま市消防局は15日、盗んだ他人のキャッシュカードで現金を下ろしたなどとして、市消防局北消防署管理指導課の主事(31)を懲戒免職にしたと発表した。
市消防局消防職員課などによると、主事は昨年1月14日午後5時半ごろ、同市浦和区のスーパー入り口で、女性が買い物カートに掛けていたかばんを盗み、中にあった財布から現金約5千円を抜き取った上、財布にあった銀行のキャッシュカードを使って、自宅近くの現金自動預払機(ATM)から約25万円を引き出した。
主事は同月、かばんにあったポイントカードを知人から譲り受けたと偽り、スーパーで自分のカードと合算できるか確認した際、カードが使用停止になっていることが判明。その後、警察に事情を聴かれて犯行を認め、5月9日、窃盗容疑でさいたま区検に書類送検された。
新藤純治消防局長は「職員の不祥事により、市民の信頼を著しく損ねたことに深くおわび申し上げる」とコメントした。