【ニューヨーク共同】「投資の神様」と称される米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏は22日、三菱商事、三井物産など日本の五大商社の株式買い増しに意欲を示した。これまでは上限を10%未満としていたが、5社と上限を緩和することで合意したという。
自らが率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの「株主への手紙」の中で明らかにした。五大商社は他に伊藤忠商事、住友商事、丸紅。今後、各社と「生産的に協力していくための他の方法を見つける」とし、将来的な協業への期待感も示した。
手紙では2019年7月に五大商社の株式取得を開始した際に「株価の安さに驚いた」と振り返った。