埼玉県などは2日、新型コロナウイルスの感染者を新たに787人、死者を6人確認したと発表した。感染者の内訳は県発表が464人、さいたま市153人、川口市が102人、川越市22人、越谷市46人。感染者数が千人を下回ったのは5月28日以来6日連続。一週間平均は856・7人。

　これまでに確認された感染者は55万2028人（チャーター便帰国含む）、死者は1613人（2日午後7時現在）。

　1日夜時点の重症者は0人、感染者の入院は301人、ホテル療養280人、自宅療養5707人。退院・療養終了は54万2603人。

　県によると80代の男性3人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は前日午後分を含め未就学児～90代の男女473人、うちみなし陽性は5人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた医療機関3施設と高齢者施設1施設の計4施設で計12人が感染した。

　会食で感染が疑われるのは10代の男女2人。ワクチンを3回接種していた10～90代の男女108人、2回接種していた未就学児～80代の114人が感染した。

　県教育局によると、県立学校3校で学級閉鎖が3件あり、児童生徒6人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～100代の男女153人。100代の女性が中等症で入院している。

　川口市によると、未就学児～80代の男女102人が感染。1保育園で園児1人が感染し、当分の間の一部休園に。保育園では1部休園が1園のみ。学校では小学校1校で1学級が学級閉鎖中。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～70代の男女22人の感染を確認した。

　越谷市によると、50～70代の男女3人が死亡した。感染が判明したのは10歳未満～90代以上の男女46人。うち1人が中等症。