埼玉新聞

 

業務スーパー店長重傷…襲ってきた強盗ともみ合ったのは4年前 ようやく犯人逮捕、会社員として働いていた

  • スーパーに押し入り強盗致傷容疑、男を逮捕=三郷市

 スーパーに侵入し現金を奪おうとしたとして、県警捜査1課と吉川署は2日、建造物侵入と強盗致傷の疑いで吉川市上内川、会社員の男(51)を逮捕した。

 逮捕容疑は、2018年11月4日午後8時46分ごろ、三郷市早稲田4丁目の「業務スーパー三郷店」に客を装って侵入、事務所にいた男性店長=当時(36)=にナイフを突き付けて現金を奪おうと脅迫し、男性にけがをさせた疑い。「間違いありません」と容疑を認めているという。

 同課によると、男は、事務所で作業していた男性を後ろから襲い、「おとなしくしろ、金を出せ」と脅迫。抵抗した男性ともみ合いになり、左手にけがを負わせた。男は男性をガムテープで縛り付けてから逃走。男性は約6カ月の重傷。現場に残されていた遺留品などから男を特定した。

 同店では、17年5月にも600万円が奪われる強盗被害が発生。男は17年5月の強盗にも関与していると話しており、県警は強盗容疑でも立件する方針。

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