越谷レイクタウンの大相模調節池、愛称は「Sakura Lake」に 埼玉県の管理河川で初、ネーミングライツで愛称決まる 以前は一面に桜並木が…多くの人から愛される場所にと願い
2025/02/26/11:15
県は25日、イオンモールが越谷レイクタウンにある大相模調節池のネーミングライツ(施設命名権)を取得したと発表した。愛称は「Sakura Lake(サクラレイク)」に決定した。県管理河川で、ネーミングライツによって愛称を決めたのは初めて。
大相模調節池は、1級河川元荒川の洪水が起きた際に、一時的に貯水する河川調節池。越谷レイクタウンとして街が整備される前は一面に桜並木があった。開発の際に保存された一部が憩いの場となっていることから、調節池が桜と同じように多くの人から愛される場所となるよう願いが込められ、命名された。
県河川環境課によると、ネーミングライツ料は年額330万円(税込み)で、期間は2034年3月31日まで。調節池の水質改善などに充てられる。同課の担当者は「県では民間事業者などと連携し、新たな水辺空間の創出を目指している。新たな愛称とともに調節池を盛り上げていきたい」と話した。