【キーウ共同】「今日は着飾っている」。トランプ米大統領は２月２８日、ウクライナのゼレンスキー大統領をホワイトハウスで出迎えた際、黒い長袖シャツ姿の服装をからかった。

　ロシアの侵攻以降、ゼレンスキー氏は軍との連帯を示すためにスーツを着用せず、Ｔシャツやトレーナーなどラフな服装をしている。会談冒頭で米国の記者が「なぜ、スーツを着ないのか。持っていないのか。敬意を欠くと考える人もいる」とトランプ氏に加勢する場面もあった。

　ゼレンスキー氏は「この戦争が終わったら着る。あなたと同等か、もう少し上等なやつかもしれない」と切り返した。