埼玉新聞

 

埼玉から127人を…県内17の消防本部から32隊、岩手・大船渡の山林火災へ派遣 派遣期間は未定…通常は3日間超で交代が検討「落ち着くまで帰れないのでは」

  • 【ちなみ】消防車1=事件事故イメージ

    県内消防、岩手の山火事へ派遣

  • 【ちなみ】消防車1=事件事故イメージ

 県は2月28日、岩手県大船渡市の山林火災を受け、消防庁の緊急消防援助隊出動の求めに応じ、さいたま市を含む県内の17消防本部から32隊127人を派遣した。現地で消防活動に当たる。

 県消防課によると、派遣期間は未定。通常は3日間を超えると交代が検討されるものの、担当者は「燃え広がっているという情報もある。落ち着くまで帰れないのではないか」と見通しを示した。

 さいたま市消防総務課によると、同市消防局の部隊9隊35人は、同28日午前3時15分に出発して羽生パーキングエリア(PA)に向かった。県内各地から集まった埼玉県大隊が同日午前6時に羽生PAを出発。同日午後0時55分に三陸沿岸道路船河原PAに到着した。

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