埼玉新聞

 

児童虐待判定AI、導入見送り こども庁「精度不十分」

  •  三原こども政策相=1月、こども家庭庁

     三原こども政策相=1月、こども家庭庁

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 児童相談所による子どもの一時保護の際に人工知能(AI)で虐待リスクを判定するシステムの開発を進めてきたこども家庭庁は3日までに、当初予定の2024年度の導入を見送ることを決めた。児相職員の判断を補助する目的だったが、試行段階で約6割の判定に疑義があった。「精度が十分とは言えず、誤った判断を招く危険がある」と説明している。

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