大キャンバスに「アオアシ」描く 行田の田んぼアート、453人が田植え 見頃は7月中旬から
2022/06/12/00:00
行田市小針の古代蓮の里東側の水田で11日、田んぼアートの田植えが行われ、ボランティアやスタッフら計453人が4種類の苗を植えた。
同市の田んぼアートは約2・8ヘクタールの田んぼをキャンバスに見立て、世界最大規模として知られる。今年は人気サッカーアニメ「アオアシ」とコラボし、主要キャラクター「青井葦人」などの3人や市の花である古代蓮を描く。
参加者は田んぼの感触を楽しみつつ、田んぼに張られたロープに沿って、後方に下がりながら「彩のかがやき」などの4種類の苗を約20センチ間隔で丁寧に植えた。12日は一般参加者ら約250人が田植え体験を実施予定。田んぼアートは7月中旬から10月下旬ごろに見頃を迎える見込み。
友人と参加した市立西中学校3年生の鈴木遼磨さん(14)は「初めて参加したけど、地域の人や自然と触れ合えて良かった」と話していた。