アニサキス…居酒屋で刺し身食べた女性 生サバやイワシ 激しい腹痛や嘔吐の症状 医療機関を受診すると胃からアニサキス 店は営業停止に
2025/03/04/08:05
県は3日、吉川市の居酒屋「やっちゃば」が提供した料理を食べた40代女性に、アニサキスによる食中毒が発生したと発表した。草加保健所は食品衛生法に基づき、同店に同日から1日間の営業停止の行政処分を行った。
県食品安全課によると、2月22日に同店が提供した刺し身(生サバ、イワシ)などを食べた1人が激しい腹痛や嘔吐(おうと)の症状を訴え、同月25日に医療機関を受診したところ、胃からアニサキスが摘出された。女性の勤務地のある東京都食品監視課から県同課に連絡があり、草加保健所が調査を開始。原因と考えられる鮮魚介類の喫食が当該施設に限られることなどから、同店を食中毒の原因施設と断定した。女性は現在、快方に向かっているという。