埼玉新聞

 

<高校サッカー>昌平、完勝で8強 2018年以来の高校総体出場へ前進 浦和東に4―0 県総体3回戦

  • 昌平―浦和東 後半28分、昌平のDF石川(右から2人目)がコーナーキックからヘディングシュートを決める

 (第3日、11日・昌平高校ほか)

 3回戦8試合を行い、プリンスリーグ関東1部で首位につける昌平は、浦和東に4―0で完勝。立教新座は2―1で大宮南を破り、それぞれ8強入りした。

 細田学園は、関東大会県予選で準優勝の武南に2―0で快勝。狭山ケ丘は2―1で浦和南に競り勝った。このほかに武蔵越生、正智深谷、成徳大深谷、西武台が準々決勝に進出した。

■セットプレーで2得点、新たな武器に

 昌平は4得点中、2得点がセットプレーからとブロックを固める相手に新たな強みで快勝した。

 1―0の後半18分、荒井のコーナーキックから石川が「目の前のマークをはがして先に跳んだ」とヘディングシュートで追加点。同28分には、土谷のコーナーキックに、再び石川が相手DFの頭一つ高い打点でヘディングし、ゴールネットを揺らした。藤島監督は「引いて守られた時は、セットプレーが多い。その中で2点取れたのは大きい」と振り返った。

 2018年以来の全国高校総体(インターハイ)出場を目指す昌平。荒井は「インターハイ、選手権は昌平が出場しないといけないと思う人の期待に応えたい」と意気込んだ。

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