埼玉新聞

 

燃やせるごみ→分けて減らした燃やせるごみ 町が呼び方を変更、新年度から 埼玉・吉見 分別などした上で「それでも燃やせるごみで捨てるしかないもの」との意味を込める

  • 【地図】吉見町(背景白)

    吉見町の位置

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 吉見町は、家庭などから出されるごみのうち、従来の「燃やせるごみ」の呼称について「分けて減らした燃やせるごみ」に変更すると発表した。新年度から適用を始める。分別方法や指定袋は従来と変わらない。町は「資源化できるものを分別し、ごみの減量化を意識してほしい」としている。

 「分けて減らした燃やせるごみ」の呼び方には、雑紙や菓子袋など「燃やせるごみ」として捨てていたごみを分別し、食品ロスなどをできるだけ減らした上で「それでも燃やせるごみで捨てるしかないもの」との意味を込めたという。また、資源化できるごみは「リサイクルするごみ」とする。

 吉見町は町内にある「埼玉中部環境センター」で、鴻巣と北本の3市町でごみ処理を行っている。

 町によると「燃やせるごみ」の中には紙類が約50%、プラスチック製容器包装類等ビニール類が約10%、それぞれ含まれる。これらの分別を徹底することで、焼却で発生する温室効果ガスの抑制を図るとしている。

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