母親を足で蹴りけがを負わせたとして、越谷署は2日、傷害の疑いで、越谷市東大沢1丁目、無職の女（50）を逮捕した。暴行を受けた母親はその場で死亡が確認された。

　逮捕容疑は女が1日午前11時から同11時半ごろまでの間、自宅で同居する実の母親（77）に対し全身を足で蹴るなど暴行を加え、顔面打撲などのけがを負わせた疑い。

　同署によると、女は母と2人暮らし。女から母が死んでいるとの連絡を受けた親族が、2日午前9時20分ごろ、同署に通報し、安否確認を求めたという。同署が自宅で女と母親を発見、消防が駆け付けたがすでに母親は死亡していたという。

　女は容疑を認め「母が私の私物を盗んだと思った」などと話しているという。

　同署が暴行を加えた理由や死因との関係を調べている。