埼玉新聞

 

「マジンガーZ」「勇者ライディーン」「アイドルマスター シンデレラガールズ」…日本のポップカルチャーをテーマにしたアートフェスティバル 埼玉・所沢で開催 2会場を巡る周遊型

  • プラスチックのおもちゃでつくられた勇者ライディーン=所沢航空発祥記念館

    プラスチックのおもちゃでつくられた勇者ライディーン=所沢航空発祥記念館

  • プラスチックのおもちゃでつくられた勇者ライディーン=所沢航空発祥記念館
  • 111人のイラストレーターが描いたアイドルのイラストが並ぶ=角川武蔵野ミュージアム
  • 【地図】所沢市(背景白)

 日本のポップカルチャーをテーマにした周遊型のアートフェスティバル「Pop Over Musashino」が、所沢市の角川武蔵野ミュージアムと所沢航空発祥記念館の2会場で開催されている。30日まで。

 KADOKAWAが取り組む、ところざわサクラタウン(同市東所沢和田)を中心とした「武蔵野回廊プロジェクト」の一環。文化芸術による地域振興を目的に、ワークショップやイベントを実施している。

 所沢航空発祥記念館ではロボット展を開催。1970年代のロボットアニメ「マジンガーZ」「勇者ライディーン」「超電磁マシーン ボルテスV」「機動戦士ガンダム」を、アーティスト5人がそれぞれの視点で表現する。美術家の藤浩志氏は未来の困難に立ち向かう姿の象徴として、集めたプラスチックのおもちゃでライディーン像を制作。絵を描いておもちゃと交換できるコーナーもある。

 角川武蔵野ミュージアムではゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」に登場するアイドル190人を、イラストレーター111人が描いたイラストを展示する。武蔵野の実際にある景色を背景に、アイドルの日常の姿が描かれている。会場に掲示されている地図を参考に、イラストの舞台に行くことも可能。

 KADOKAWAの担当者は「どちらの会場も楽しんでいただいて、回遊してもらうきっかけになれば」と話した。

 チケットなどの詳細は特設ホームページへ。

ツイート シェア シェア