だまされた男性、1230万円失う 市役所の職員名乗る男から「医療費の返金ある」「スマホがあれば手続き」 信じてスマホ操作しネットバンキングで送金→残高が減っていることに気付く
2025/03/06/11:39
朝霞署は4日、志木市の無職男性(77)が特殊詐欺被害に遭い、現金約1237万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、2月24日午後5時55分ごろ、男性方に志木市年金課職員を名乗る男から「医療費の差額約2万7千円の返金がある」「スマートフォンがあれば、手続きできる」などと電話があった。信じた男性は同日午後8時35分ごろから25日午後6時ごろまでの間、銀行員を名乗る男の指示通りにスマホを操作し、インターネットバンキングで計14回、現金計約1237万円を指定口座に振り込んだ。
その後、アプリの自己名義の口座の残高が減少していることが判明。男性は相談した同居の妻に詐欺を指摘されたため、25日午後7時半ごろ、同署を訪れた。