埼玉新聞

 

すごい!スイーツをよく食べる人、ポジティブ思考が多いと判明 埼玉の洋菓子店が調査、大学教授が監修 スイーツを食べると9割以上が「リラックス」、さらに幸福感を得られる3要素とは

  • 5P牛乳と卵の手巻きロール・ミルク(モンテール提供)

    5P牛乳と卵の手巻きロール・ミルク(モンテール提供)

  • 5P牛乳と卵の手巻きロール・ミルク(モンテール提供)
  • 焼プリン・モンブラン(モンテール提供)

 八潮市で洋生菓子を製造販売するモンテールが「スーパー・コンビニ スイーツ白書」を発表した。「スイーツをよく食べる習慣がある人はポジティブな感情を答える」などの結果を独自の調査から発表した。

 同社は2007年から、スーパーやコンビニエンスストアでスイーツを購入する利用者を対象にアンケートを実施。「スイーツ白書」としてまとめている。今年は創業70周年にちなんで、スイーツと人々の幸福感、ウェルビーイングとの関連に注目し調査した。

 立命館大学食マネジメント学部和田有史教授が監修。「スイーツの喫食としあわせの関係性に関する調査」としてまとめた。インターネットを通じて20~60代の1万6千人以上を対象とした調査では、「ほぼ毎日」などスイーツを食べる習慣がある人がポジティブな感情を回答していることが浮き彫りになった。

 直近1カ月の状態を「とても幸せ」と感じている人で、スイーツを食べる習慣が「ほぼ毎日」ある人は57・7%、「習慣なし」は45・5%で12ポイントの差があった。和田教授は「こんなにきれいに出るとは思わなかった。スイーツはやっぱりすごい」と調査結果を説明した。

 別の調査では、スイーツを食べることで9割以上が「リラックスした」を実感。さらにスイーツで幸せをより強く感じる要素として「お手頃価格」や「季節感・季節限定」「ボリューム」が上位に挙がった。

 和田教授は「甘さだけでなく、季節感など認知的なもので幸せを感じることができる。スイーツはいろいろな要素があると改めて感じさせる」と解説している。
 

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