6日午後11時45分ごろ、熊谷市妻沼小島の群馬県道新堀尾島線で、歩行者の同県太田市尾島町、介護士の男性（64）が大型トラックにはねられた。男性は頭などを強く打ち、搬送された同県内の病院で約1時間後に死亡。熊谷署は7日、自動車運転処罰法違反（過失傷害）容疑で、大型トラックを運転していた同県千代田町舞木東、会社員の男（49）を現行犯逮捕した。

　同署によると、現場は利根川左岸の土手沿いを通る片側1車線のほぼ直線道路。男の大型トラックが同県道を西から東へ走行中、車道を同じ方向に歩いていた男性を背後からはねた。男は容疑を認め、「前方を歩いていた男性をひいてしまったことは間違いない」と供述しているという。同署で容疑を同法違反（過失致死）に切り替え、事故原因を調べている。