埼玉新聞

 

備蓄米、初回入札を実施 15万トン、価格や量焦点

  •  政府備蓄米を保管している倉庫=2月、埼玉県内

     政府備蓄米を保管している倉庫=2月、埼玉県内

  •  政府備蓄米を保管している倉庫=2月、埼玉県内

 農林水産省は10日、政府備蓄米の放出に向けた初回入札を実施した。3日から集荷業者の参加を募り、10日を申込期限としていた。対象の15万トンは産地や品種などで分類しており、それぞれ高値を付けた業者から順に落札する。12日までに引き渡し先が決定する。コメの値段が高騰する中、落札価格や十分な量が引き渡されるかどうかが焦点となる。停滞しているコメ流通の回復を目的とした放出は初めて。

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