埼玉新聞

 

早起きの花、涼やかに 行田で古代蓮が見頃 花蓮42種類約12万株 早朝から開花、昼にはつぼみに

  • ピンク色の花が咲き、見頃を迎えた行田蓮=24日午前9時45分ごろ、行田市小針の「古代蓮の里」

 県内は24日、高気圧に覆われた影響で気温が各地で上昇した。最高気温は鳩山町で35・2度、熊谷市で35・0度を観測し、県内で今年初の猛暑日となった。熊谷地方気象台によると、県内の観測地点8カ所のうち、7カ所で今年の最高気温を更新した。

 行田市小針の「古代蓮の里」では、行田蓮(古代蓮)の花蓮が見頃を迎え、ピンク色の大輪が訪れた人々を楽しませている。行田蓮をはじめ、42種類約12万株の花蓮が咲き誇る。古代蓮会館によると、今年の開花は例年並み。花弁は早朝からゆっくり開き、昼にはつぼみに戻るため、観賞は午前7~9時ごろがお勧め。開花時期が種類によって異なり、8月上旬まで楽しめる。

 午前5時から午後2時までは駐車場が有料で、普通車は500円。

 問い合わせは、古代蓮会館(電話048・559・0770)へ。

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