埼玉新聞

 

大雨に備え「頼もしい施設」完成 さいたま・油面川排水機場が供用開始へ 大規模浸水被害で前倒し供用

  • 7月1日に供用開始する油面川排水機場。油面川(手前)の水を取り込み、ポンプで鴨川(奥)に放流する=5月26日、埼玉県さいたま市桜区道場5丁目(さいたま市提供)

  • 油面川排水機場のポンプ(右)と原動機=21日午前

 さいたま市桜区を中心に、準用河川油面川流域の浸水被害を防ぐため、市が整備を進めていた「油面川排水機場」(桜区道場5丁目)の供用が7月1日に開始される。2019年10月の台風19号では記録的な大雨が降り、桜区で甚大な浸水被害が出たため、市は23年春の供用開始予定を前倒しした。

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