がってん寿司で食中毒、坂戸店の客からアニサキス摘出 昼食で生イワシのすしなど食べ、深夜に胃痛始まる
2022/07/01/00:00
県は30日、回転すし店「がってん寿司坂戸店」で食事をした30代男性にアニサキスによる食中毒が発生したと発表した。坂戸保健所は営業者のジーエスアール(大島敏彦代表取締役)に対し、同日1日間の営業停止の行政処分を行った。
県食品安全課によると同27日午後0時半ごろ、男性ら家族4人が同店の生イワシや赤エビ昆布締め、生ホタテなどのすしを食べた。28日午前2時半ごろに男性が胃痛を発症し、川越市内の病院を受診。医師が川越市保健所に通報し、坂戸保健所が調査した。男性から内視鏡検査でアニサキスが摘出されたことや、原因と考えられる鮮魚介類の喫食が限られることから同店での食事が原因と断定。男性は回復したという。