消防副士長を免職…消防署の仮眠室で4回、同僚の財布から現金盗む 県南西部消防局 気付いた同僚、隠しカメラ設置…現金抜き取る様子が写る 朝霞署が任意で捜査「借金あり困っていた」と話す29歳
2025/03/15/11:10
朝霞、新座、和光、志木の4市を管轄する県南西部消防局(清水和美消防局長)は14日、消防署の仮眠室で同僚の財布から現金を盗んでいたとして、志木消防署の男性主事(29)=消防副士長=を免職の懲戒処分に、管理監督責任を怠ったとして、消防局長と志木消防署長、消防活動課長の3人に対して口頭による厳重注意を行ったと発表した。
同局によると、主事は2024年12月ごろから今年1月にかけて、志木市本町の志木消防署仮眠室で、同僚男性の財布から計4回にわたり、現金計3万1千円を盗んだ。
現金の盗難に気付いた同僚男性が1月21日、仮眠室に隠しカメラを設置。同日午前9時ごろ、主事が財布から現金を抜き取る様子が写っていたため、朝霞署に被害を届けた。同署は窃盗容疑で任意で捜査しており、主事は「借金があり困っていた」と供述しているという。