全国一斉、23日閉庁 新制度「マイナ免許証」の導入準備で 免許更新や高齢者講習…埼玉・鴻巣の運転免許センターも窓口業務を停止 運用開始に向け、関連機器の動作を確認
2025/03/15/16:01
マイナンバーカードと運転免許証を一体化する新制度「マイナ免許証」の導入に伴い、埼玉県警は23日、鴻巣市の運転免許センターを閉庁し、窓口業務を停止する。
県警運転免許課によると、停止する業務は運転免許センターの窓口で毎週日曜日に行われている免許更新や、本籍、住所、氏名などの記載事項変更、認知機能検査や高齢者講習など。同日は全国の運転免許センターが一斉に閉庁し、24日のマイナ一体化制度の運用開始に向け、関連機器の動作確認などが行われる。
県内では2024年に1日平均約2千人が日曜窓口を利用した。県警は23日前後に窓口の混雑が予想されるとして、チラシなどで周知を図るとしている。
免許証とマイナカードの一体化では、住所変更などの手続きがワンストップで可能になる。一部の免許更新時の講習をオンラインで受講できるようになるなどの利点が挙げられている。