埼玉新聞

 

独自の技で深み 線状に切った金箔で仏像を装飾する截金師の小塚さん 糊の代わりに漆を使用した技法を考案 ピアスやイヤリングなどの工芸品も制作

  • 工房で截金に取り組む小塚桃恵さん=ふじみ野市緑ケ丘

    工房で截金に取り組む小塚桃恵さん=ふじみ野市緑ケ丘

  • 工房で截金に取り組む小塚桃恵さん=ふじみ野市緑ケ丘

 金箔を4、5枚重ね熱で溶かして厚みをつけ、截金箔(きりかねはく)を作る。竹で創った刃物「竹刃」で、線状に切り、のりと筆を使って仏像に貼り付ける。そんな作業で仏像を装飾する職人を截金師という。ふじみ野市の截金師小塚桃恵さん(38)は仏師の夫と共に工房を営んでいる。

もっと読む
ツイート シェア シェア