埼玉が全国唯一「プレミアムいちご県」に 認定されるのは3年連続3回目 県オリジナル品種「あまりん」が最高金賞 200人の野菜ソムリエが、試食し表彰
2025/03/18/09:39
「第3回全国いちご選手権」で県内生産者が優秀な成績を収めたことを受けて、日本野菜ソムリエ協会(福井栄治代表理事)は17日、埼玉県を全国唯一の「プレミアムいちご県」に認定した。県が認定されるのは3年連続3回目。同日に行われた認定セレモニーで大野元裕知事は「引き続き、おいしいイチゴを生産できるよう努めていく」と話した。
2月5日に開催された同選手権では、東京と大阪の2会場で計約200人の野菜ソムリエが、応募された375品目を試食。甘さや香り、食感など五つの観点から、優秀だった16品目を表彰し、県産イチゴが半数の8品目を占めた。また、県オリジナル品種「あまりん」が最高金賞を受賞するなど、成績が優秀だったことから「プレミアムいちご県」に認定された。
セレモニー後に行われた試食会では、あまりんのほか、「かおりん」「べにたま」を試食。かおりんを食べた福井代表理事は「甘みが強く、酸味が適度。すごく上品な香りが感じられる」と笑顔でイチゴを頬張った。
知事は「市場に出回るイチゴのレベルが下がってはいけない。事業者と切磋琢磨(せっさたくま)して取り組んでいく」と話した。