埼玉新聞

 

2年ぶりリーグ優勝目指す新体制に期待感 BCリーグ埼玉武蔵 さいたま市内で出陣式 特別企画として公式戦でベンチ入りできる権利をオークション 2人が落札

  • 出陣式で今季への意気込みなどを話す清田育宏監督(中央)=19日午後、さいたま市内

    出陣式で今季への意気込みなどを話す清田育宏監督(中央)=19日午後、さいたま市内

  • 出陣式で今季への意気込みなどを話す清田育宏監督(中央)=19日午後、さいたま市内

 プロ野球独立リーグルートインBCリーグの埼玉武蔵は19日、さいたま市内で「2025年シーズン出陣式」を行い、所属選手やスポンサー企業の関係者約160人が出席した。角晃多社長は「こんなにも活気があるチームを久しぶりに見た」と期待を寄せた。

 チームは昨季、リーグ5位でシーズンを終了。今季は清田育宏新監督の下、2年ぶりのリーグ優勝を目指す。新入団選手は22人。指揮官は打線の強化を掲げ、若手選手の育成にも力を入れる。昨シーズンは攻守の中心を担った捕手の町田隼乙が阪神にドラフト指名された。

 清田監督とロッテ時代にチームメートだった成瀬善久(現栃木)を招いて特別対談も行った。清田監督は「うちの若手が打ちますので、ぜひ(埼玉武蔵戦で)投げてもらいたい」と他チームの投手をけん制した。

 今シーズンの特別企画として、公式戦2試合で助監督のようにベンチ入りできる権利を用意。角監督の父親で巨人OBの角盈男氏がオークションの進行役を務めると、2人が数十万円で落札した。

 ホーム開幕戦は4月6日、レジスタ大宮で神奈川と対戦する(13時)。

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