埼玉新聞

 

甲冑に引かれ文化継ぐ 「素晴らしい伝統技術」 アメリカ出身のマンカベリさん 蕨の工房で修理や復元 個人だけでなく、博物館からも修理依頼が

  • 三浦按針工房の工房主、アンドリュー・マンカベリさん=18日、蕨市中央

    三浦按針工房の工房主、アンドリュー・マンカベリさん=18日、蕨市中央

  • 三浦按針工房の工房主、アンドリュー・マンカベリさん=18日、蕨市中央

 「カン、カン」と商店街に響く甲高い金属音。音の出所は、ショーケースに展示される甲冑(かっちゅう)をまとったマネキンが目を引く、甲冑の修理・復元を行う「三浦按針(みうらあんじん)工房」(蕨市中央)だ。工房主の甲冑師アンドリュー・マンカベリさん(49)は、米国・ニューヨーク州出身。「甲冑のような日本の素晴らしい伝統技術は、世界のために、保存していくべきだ」と日本文化への強い思いを抱いている。

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