厳しい寒さを栄養に、壮大な氷の芸術育つ 小鹿野・尾ノ内渓谷の氷柱が開園、26日からライトアップも
2019/01/10/00:00
小鹿野町河原沢の尾ノ内渓谷にある「尾ノ内百景(冷っけぇ~)氷柱(ひょうちゅう)」が6日から開園し、厳しい寒さを栄養とする氷の芸術が来場者を楽しませている。
同氷柱は地域活性化を目的に始まり、今回で10年目。上流から取水した沢の水をホースで木々に散水、自然凍結させて氷柱を育てる。尾ノ内渓谷氷柱実行委員会によると、現在は最盛期の7割だが、周囲は約250メートル以上で、高さも約60メートルに及ぶ壮大な氷の芸術がつり橋から眺められる。
期間は3月3日までの予定で、通常の観賞時間は午前8時から午後4時まで。今月26日から2月23日までの土曜日の日没から午後8時まではライトアップも実施する。環境整備協力金は中学生以上で200円。今月27日午前10時から午後3時までは「尾ノ内氷柱交流会」も行われる。
問い合わせは、西秩父商工会内の同実行委員会(電話0494・75・1381)へ。