広島、平和カレンダー製作 被爆伝える「白島が消えた日」
2025/03/22/09:15
原爆や平和をテーマにカレンダーを毎年発行する広島平和教育研究所が、2025年度版「白島が消えた日」を製作し、販売を始めた。爆心地から約1・5キロの広島市立白島小に焦点を当て、当時の児童らの証言で惨状を伝え、平和の大切さを訴える。
カレンダーは4月始まり。表紙は被爆後焼け野原になった学校周辺の写真に、被爆した教員の「1945年8月6日、白島は死の町であったことを、次の世代にも忘れないで伝えてほしい」との言葉を重ねた。
12月10日には昨年の日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞を盛り込んだ。
1部千円で、注文は広島県教育用品、電話082(264)1750。