<新型コロナ>県内各地でクラスター、25人感染の施設も 埼玉で2350人感染 県立12校で学級閉鎖
埼玉県などは12日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2350人確認したと発表した。感染者数が2千人を上回るのは7月6日以来、7日連続。感染者の内訳は県発表が1121人、さいたま市923人、川口市が132人、川越市78人、越谷市96人。死者は確認されなかった。
これまでに確認された感染者は59万2287人(チャーター便帰国含む)、死者は1667人(12日午後7時現在)。
11日夜時点の重症者は4人、感染者の入院は450人、ホテル療養651人、自宅療養1万5398人。退院・療養終了は56万9195人。
県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児~100歳以上の男女1121人、みなし陽性者は16人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が確認されていた高齢者施設など4施設で今日新たに合計27人が感染した。会食で感染が疑われるのは10~50代の男女5人。ワクチンを4回接種していた60~70代の男女5人、3回接種していた10~100歳以上の男女293人、2回接種していた未就学児~80代の男女212人が感染した。
県教育局によると、県立学校12校で教職員1人と児童生徒26人が感染し、学級閉鎖を13件実施した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女923人。見沼区のサービス付き高齢者向け住宅で、60~90代の入所者12人、職員13人の計25人の感染が判明し、市はクラスターと認定した。入所者5人、職員7人が3回目のワクチンを接種済みだった。重症者はいないという。
川口市によると、新たな感染者は10歳未満から90代までの男女132人。2保育園で園児計3人が感染し、当分の間、休園と一部休園を決めた。
川越市によると、未就学児を含む10歳未満~70代の男女78人が感染。
越谷市によると、10歳未満の未就学児~80代の男女96人が感染。市内の通所介護施設で新たにクラスターが発生したとし、利用者11人と職員1人の計12人が感染した。