お笑い芸人・ハライチ、あげおPR大使に 「コンビ名は地元の名前でも大使をやってない」がこれまでのネタ…やっときたか 市民からも待望論「上尾を全国にとどろかせて」
2025/03/23/11:28
上尾市は21日、同市出身のお笑い芸人、ハライチが「キラリ☆あげおPR大使」に就任したと発表した。市民からも待望論があっただけに、念願の任命に期待が集まる。
キラリ☆あげおPR大使は、市にゆかりのある著名人(スポーツ、芸能、文化芸術など)にそれぞれの活動の中で上尾市の魅力を広く市内外に発信、PRして、知名度、認知度の向上を図ることを目的に市が任命している。現在、陸上競技の競歩でオリンピックに3回出場した岡田久美子選手ら5人と女子バレーボールSV所属の「埼玉上尾メディックス」など2団体が名を連ねている。
ハライチは、同市原市出身。幼稚園からの幼なじみだった澤部佑さんと岩井勇気さんの2人でお笑いコンビを結成し、2006年デビュー。若手漫才師の日本一を決めるM1グランプリでは、5大会でファイナリストとして勝ち残るなど、テレビやラジオ、ドラマなどで活躍中。ワタナベエンターテインメント所属。
澤部さんは「さんざんいろんなところで地元の名前をコンビ名にしているのに、なにも大使をやってない!とネタにしてきたので、まずとてもうれしい。その半面、『ヤバイ、ちゃんとしないとダメか』と緊張も。とにかく上尾市の知名度向上のため、やってみます」。岩井さんは「やっときたかという思い。今まで一度も上尾市や原市関連のPR大使をやってこなかったので、頑張って活動してきたかいがありました。上尾市をめちゃくちゃ栄えさせるように頑張ります!」とコメントを出した。
畠山稔市長は「以前よりラブコールを送っていたハライチが、就任いただくことになり、大変うれしい。テレビで見ない日がないほどの人気を誇るハライチが、上尾の名を全国にとどろかせていただくことを大いに期待しています」と話している。