女子中高生26人とホテルへ…大学生34歳、全員へ計93万円払って撮影も 生徒は9都府県の14~17歳
2022/07/14/00:00
県警少年捜査課と川越署は13日、児童買春・ポルノ禁止法違反(性的目的所持)の疑いで東京都豊島区巣鴨2丁目、大学生の男(34)=児童買春・ポルノ禁止法違反罪で起訴=をさいたま地検川越支部に追送検した。捜査班は埼玉など9都府県に住む14~17歳の女子中高生26人に対する同法違反事件48件を確認、うち4人に対する2件を追送検し、捜査を終結した。
追送検容疑は、性的好奇心を満たす目的で、昨年7月5日、自宅で10代の女子生徒3人の児童ポルノ動画73点を、今年2月1日には自宅で10代の女子生徒1人の同動画16点をそれぞれ記録したスマートフォンなどを所持した疑い。
同課によると、男は少女らの交流サイト(SNS)の書き込みを見て接触。主に豊島区内のホテルに誘い、金銭を払ってから行為に及んでいた。「自分の制服を持ってきて」が常とう句で、カメラやスマホ機器を設置。制服を着た少女と共に自身も映り込み、動画を保存していた。26人に計約92万7千円、1人に対しては1万~6万円を払っていたという。
昨年7月に川越署が児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)容疑で男を逮捕。その際に押収したパソコンなどのデータ解析から事件が発覚した。その後の継続捜査から今年2月1日には女子生徒3人に対する児童買春・ポルノ禁止法違反(買春・製造)の容疑で県警が逮捕し、余罪を調べていた。
男は全ての容疑を認め「性欲を満たすためだった。画像は自分1人で何度も見返し楽しむつもりだった」などと供述しているという。