深谷市樫合の深谷グリーンパークで5品種、約2万本のユリが色鮮やかな赤やオレンジ、黄色などの花を咲かせ、観賞者を楽しませている（14日現在、七分咲き）。

　同市はユリの産地。切り花は全国でもトップクラスの出荷量を誇る。今年の品種は赤色のカイエン、黄色のヒノー、ピンク色のレキシントン、オレンジ色のチェザーレ、白色のスカンサーノ。5月中旬にボランティア約60人で、1150平方メートルの畑に2万球のユリを植え付けた。今季は梅雨が短く雨が少なかったせいか、背丈は50センチから80センチほどと例年より低めだが、5色のしま模様と一部は混色で元気よく咲いている。

　17日午前10時～午後3時まで「深谷夏野菜まつり」も実施する。地元農家による野菜の販売やまき割り体験、先着順で藍の葉たたき染め体験、咲き誇るユリの中でフラダンスショーもある。小雨決行。

　問い合わせは、深谷グリーンパーク（電話048・574・5000）へ。