温泉文化の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録を求める44道府県の知事の会は26日、要望書を環境省に提出した。2028年の登録を目指し、省庁横断のチームをつくって準備を進めるよう求めた。
事務局長の山本一太群馬県知事が浅尾慶一郎環境相に、文化庁や観光庁との検討チーム設置を要請。浅尾氏は「温泉法を所管する環境省としても関係省庁と連携していきたい」と応じた。
山本氏は会談後、記者団に「一緒に知恵を出していこうと言ってもらえたのは大きい。石破茂首相も国としてしっかり進めていくと明言してくれたので非常にいい流れになっている」と話した。