埼玉新聞

 

飛鳥時代の前半には造成か 蘇我親子ゆかりの甘樫丘遺跡群

  •  甘樫丘遺跡群で見つかった井戸とみられる遺構=2月、奈良県明日香村

     甘樫丘遺跡群で見つかった井戸とみられる遺構=2月、奈良県明日香村

  •  甘樫丘遺跡群で見つかった井戸とみられる遺構=2月、奈良県明日香村

 飛鳥時代の大豪族蘇我蝦夷、入鹿親子の邸宅があったとされる奈良県明日香村の甘樫丘遺跡群で、親子が活躍していた7世紀前半から半ばの炉跡とみられる遺構が見つかった。村教育委員会と関西大が27日、発表した。同遺跡群は蘇我氏滅亡後の飛鳥時代後半に大規模造成されたと考えられていたが、村教委は「飛鳥時代全体を通して活発に甘樫丘が利用されていたことが分かった」としている。

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