ボクシングで2022年アジア選手権準優勝の実績を持つ22歳の荒竹一真が27日、横浜市の大橋ジムで記者会見し、プロ転向を表明した。あこがれの選手にジムの先輩となる世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚弥と、パリ五輪代表の岡沢セオン(INSPA)を挙げ「いつか大橋ジムを背負えるぐらいの選手になりたい」と力を込めた。
鹿児島・鹿屋工時代に高校5冠を誇ったホープは4月にプロテストを受け、5月にデビューする予定。ミニマム級を主戦場に「3年以内に世界王者になりたい」と青写真を描き「複数階級制覇や統一王者など、価値のある世界王者になりたい」と高みを見据えた。