自動車Ｆ１シリーズのレッドブルは２７日、三重県の鈴鹿サーキットで、４月６日に決勝が行われる第３戦の日本グランプリ（ＧＰ）から、レーシングブルズで参戦している角田裕毅（２４）を起用すると発表した。不振だったリアム・ローソン（ニュージーランド）と交代し、ドライバー部門で総合４連覇中のマックス・フェルスタッペン（オランダ）の同僚となる。

　角田は神奈川県出身。Ｆ１参戦５季目で、今季は開幕戦で１２位、第２戦は１６位だった。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は「裕毅の経験が、現状の車を向上させるのに力になるという点で非常に有益であることが証明されるだろう」と声明を出した。（共同）