埼玉新聞

 

対外援助機関の再編通知 米国務省、議会に

  • No Picture
  • No Picture

 【ワシントン共同】米国務省は28日、議会に対し、7月1日までに国際開発局(USAID)の一部を国務省に再編し、政権の優先事項に合致しない残りの機能を廃止する意向を通知した。USAIDの機能移転や統合には議会の承認が必要になるとの指摘もあり、共和党が僅差で多数派を握る議会の協力が得られるかどうかは見通せない。

 ルビオ国務長官は声明で、対外支援は正しく実施すれば米国の利益を促進させ、同盟国との協力を強化できると強調。「USAIDはずっと以前から本来の任務を見失った。得られるものは少なく、費用は高すぎる」と批判した。今後は対外支援が米国や米国民の利益に直接結びつくよう再構築すると宣言した。

ツイート シェア シェア