<高校野球>浦和実、決勝進出ならず 強豪・智弁和歌山に0―5 先発・石戸、立ち上がりにつかまるも…4回以降は意地のピッチングで完投 最後まで食らいつくも力尽きる
2025/03/29/10:51
第97回選抜高校野球大会第10日は28日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準決勝2試合が行われた。初出場で4強入りした浦和実は、2年ぶり16度目出場の智弁和歌山に0―5で敗戦し、決勝進出はならなかった。
浦和実は一回に2四死球と3安打を許して2失点。準々決勝までの3試合で18回を投げ無失点だった先発石戸が立ち上がりにつかまった。三回には打者一巡の5安打に失策が絡み3点を献上し、0―5とされた。石戸は四回以降立ち直り、115球の熱投で5失点完投とエースの意地を見せた。
打線は7安打を放ち、二回以外は毎回走者を出したが、集中打は生まれず無得点。智弁和歌山のダブルエース渡辺、宮口の継投に要所を抑えられた。
浦和実の辻川正彦監督は「石戸は本来のピッチングではなかったけれど、頑張ってくれた。強かった。力尽きました」と悔しがりながらも、強豪に最後まで食らいついた選手たちをたたえた。同校の岡田慎一校長は「ここまで来られるとは思っていなかった。感謝の気持ち。勇気をもらえた。ありがとうと伝えたい」。初出場で見せた選手たちの快進撃に誇らしげだった。