埼玉新聞

 

米首都の学校に和太鼓の音 岐阜県出身の一家が演奏披露

  •  29日、ワシントン近郊ベセスダの学校で和太鼓を演奏する加藤拓三さん(中央)と3人の息子(共同)

     29日、ワシントン近郊ベセスダの学校で和太鼓を演奏する加藤拓三さん(中央)と3人の息子(共同)

  •  29日、ワシントン近郊ベセスダの学校で和太鼓を演奏する加藤拓三さん(中央)と3人の息子(共同)

 【ワシントン共同】米首都ワシントン近郊のメリーランド州ベセスダの学校で29日、岐阜県出身の和太鼓奏者、加藤拓三さん(43)の一家が和太鼓の演奏や獅子舞を披露した。日本語や日本文化をつなぐ教育団体「ワシントン日本語継承センター」が招いた。約100人の生徒らが日本の力強いリズムに聞き入った。

 加藤さんは13~8歳の息子3人との計4人で全米50州、計千回の演奏を目標にしている。「米中枢同時テロの時、米国にいてお世話になった方の家族が亡くなった。平和を伝えていきたいと思い、家族で続けている」と語った。米国を拠点にして3年目に入り、演奏回数は427回に上る。

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