待望のひな、2羽が誕生!鴻巣のコウノトリ野生復帰センターでふ化 体長7センチくらい、小さなドジョウをもらって元気に 多摩動物公園から譲り受けた有精卵、3卵目のふ化にも期待
2025/04/02/12:06
鴻巣市明用の鴻巣市コウノトリ野生復帰センター「天空の里」で3月29日、多摩動物公園(東京)から譲り受けたコウノトリの有精卵3個のうち2個を天空の里のコウノトリ「花」(雌9歳)と「空」(雄22歳)がふ化させた。花が今年産卵した4個は無精卵だったが、托卵(たくらん)で待望のひなを誕生させた。
天空の里の飼育員佐藤由花さん(34)は「托卵はよくある繁殖方法で、コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル(IPPM-OWS)で実現した。28日に卵3個をいただいた。29日午後4時ごろに1卵目、同日午後10時15分ごろに2卵目がふ化した」と話す。
待望のひなが誕生し、並木正年市長も早速天空の里に駆け付けた。「無事に生まれてきてくれて本当にうれしい。合併20周年を迎える鴻巣市。コウノトリはまちづくりのシンボルでもある。『市の鳥』の指定に向けて準備をしている中で、大いに盛り上がっていくと思う」と話した。
誕生したひな2羽は体長7センチくらい。花と空から代わる代わる小さなドジョウを口移しでもらい、元気。佐藤さんは「ひなの成長がすごく楽しみ。3卵目のふ化、ひな誕生も期待している」と笑顔。花と空の「子育て」奮闘に目を細めている。
天空の里は、火曜日休館。開館時間は、繁殖期の2月1日から5月末までは午前10時から午後2時まで。入館料100円(中学生以下無料)。問い合わせは、天空の里(電話048・594・6311)へ。