埼玉県は3日、ノロウイルスによる食中毒を発生させたとして、三郷市の飲食店「たいし鮨(ずし)」を食品衛生法に基づき、5日まで3日間の営業停止の行政処分を命じた。
県食品安全課によると、3月27日に同店でイカの握りや鉄火巻など、すしのセットを食べた2グループの30~80代の男女8人が下痢や嘔吐(おうと)、発熱の症状を訴えた。3日現在、少なくとも4人に症状が残っているという。3月31日に三郷市民の通報を受け、草加保健所が調査。従業員2人と患者4人からノロウイルスが検出され、同店が食中毒の原因施設と断定した。