依願退職…体調不良で自転車を盗んだ警官 さらに飲酒運転の疑い、同僚と酒飲んで帰宅中だった 別の警官に職質され発覚 「気持ちが悪く、早く寝たくて」と語った21歳
2025/04/04/08:20
埼玉県警は3日、自転車を盗み飲酒運転したとして、吉川署地域課の男性巡査(21)を停職3カ月の懲戒処分とし、窃盗と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、さいたま地検に書類送検した。3日付で依願退職した。
県警監察官室によると、巡査は2月21日深夜、東京都内で同僚と飲酒し電車で帰宅中に体調を崩し、越谷市の東武伊勢崎線蒲生駅で下車。駅近くの駐輪場から無施錠の自転車を盗み、酒気を帯びた状態で運転した疑い。越谷署員が職務質問したところ犯行を自供した。「気持ちが悪く、早く帰って寝たかった」などと供述しているという。
県警の斎藤克也首席監察官は「捜査や調査の結果を踏まえ厳正に処分した。職員に対する指導教養を徹底し、信頼回復に努める」とのコメントを出した。