県警少年捜査課と浦和署は1日、東京都青少年育成条例違反の疑いで、越谷市南越谷2丁目、飲食店員の男（28）を逮捕した。

　逮捕容疑は1月2～5日、県内に住む中学生の10代少女が未成年と知りながら、当時住んでいた東京都江東区の自宅に宿泊させ、保護者の承諾などを受けずに連れ回し、わいせつな行為をした疑い。男は容疑を認めているという。

　少年捜査課によると、少女は1月上旬に家出。男は交流サイト（SNS）で少女と連絡を取り合い、自宅に誘い出したという。少女は同月2日に行方不明届を受けて捜索していた警察官に都内で保護された。県警が少女の行動やスマートフォンの履歴を調べたところ、男が浮上した。2人は面識がなかったという。